2017年3月5日日曜日

春先神戸に、見に来てね♪ 2017 第2節 ホーム新潟戦

開幕戦で負傷したレアンドロは全治6か月の重傷との発表があったのが火曜日。
一方、ルーカス・ポドルスキ-の加入が発表されたのは木曜日。しかし、加入時期は未定でヴィッセルは3月中の加入を求めて交渉中らしい。本人とガラタサライのコメントではトルコリーグが終わる6月以降。

サポーターの感情の上下動が大きい中で迎えたホーム開幕戦。対戦相手は新潟。スタジアムは前売り券完売の超満員。
レアンドロの代りにFWには渡部千真が入った。前節、千真が入っていた左SHには大森が回り、右SHには松下が起用された。
面白いのは右利きの大森を左、左利きの松下を右に起用したこと。両SHにはサイドを縦につけという狙いではなく、内側に入ってシュートを打てという狙いかな。

先制点は前半3分。右サイドからの藤田のロングスローをニウトンがフリックし、落ちたところを大森がドリブルでゴール前に切れ込んでシュート。DFにはじかれたところを渡部博文が押し込んだ。


そのあとの神戸は流れのなかでのリズムを作れない。清水戦では丁寧にパスを回せていたのに、満員のホームの雰囲気が裏目に出ているのか、攻め急いでしまい、効果的な攻撃を組み立てられなかった。

ネルシーニョ監督は落ち着いてボールを回すように、攻め急がないように指示を出す。守備も落ち着いて構えて、カウンターの惜しいチャンスも作れるようになった。

新潟の攻撃の中心は快速のブラジル人ホニ。何度も神戸のディフェンスラインの裏を狙う。惜しいチャンスも作っていたけれど、シュートの精度が悪く助かった。

けれど、75分。途中出場の田中達也に同点ゴールを決められた。右サイドからのクロスに山崎亮平がフリーでヘッド。スンギュがスーパーセーブをしたものの、角度のないところを決められた。

しかし試合を決めたのはこちらも途中出場の高橋秀人。コーナーキックからの流れでこぼれてきたところをファーストタッチで押し込んだ。
この試合、ウエクスレイも初出場。10分ちょっとの短い時間だったけれども、惜しいシュートを含めて、いくつかチャンスを作っていた。自分が絡んでボールを奪われた後の守備も精力的。ポドルスキーとレアンドロ不在の間は出場チャンスが多いはず、かなり期待できるんじゃないだろうか。

これで、新人以外の新加入選手の全員、田中順也、渡部博文、大森晃太郎、高橋秀人、大槻周平、ウエクスレイが第2節までで早くも出場した。各選手、それぞれ持ち味を出しているけれども、もう一つなのが田中順也。コーナーキックからは得点に絡んでいるけれども、流れの中ではゴール前に顔を出すことが少ない。ビルドアップのことを重視しているのかもしれないけれども、ゴールを決める姿を早くみたいな。

次節は7年目の3.11に行われる仙台ー神戸戦。仙台が2連勝で好調というのもあるけど、舞台設定も含めて難しい試合になりそうだ。開幕2連勝しても降格した実績があるので、この次が3月の試合で一番大事な試合だと思う。

さて、「ほうら春先、神戸に見に見に見に来てね♪」って聞こえる矢野顕子の春咲小紅。
3月初めのホーム開幕戦にこれほどふさわしい曲はないんじゃないでしょうかね。

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